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  • 執筆者の写真Naomi Saito

里親&養親の当事者研究-⑫

【2021年4月21日 第12回 当事者研究のリポート】


第12回 里親&養親の当事者研究を開催しました。

ファシリテーターは向谷地悦子さん、板書はこども委員の猫神ちゃん、こっぱーが担当してくれました。

今日は珍しくオール里親さんでした。


参加者:11名



★今日の自己紹介★

名前・お住まい

体調・気分

2021年こんなことやりたい!

今の苦労



≪研究スタート≫

テーマ「自分のやりたいこと、生活のバランスを取る」


■今日の自己紹介

今日は、①名前と地域、②気分と体調、③2021年にやりたいこと、④今の苦労を参加者の皆さんに教えてもらいました。



■苦労の共通項

今回参加した人の「今の苦労」は、年度の変わり目、それぞれの人生の転換期にある方が多く、断捨離で生活一新したい人、引っ越しをほぼワンオペでマネージメントする人、仕事と家庭など、自分のやりたいこと、生活のバランスを取ることの難しさを抱えている人がいました。


その中でも、完璧に自分でこなしたい「がんばっちゃう私タイプ」と、人に頼むことにハードルを感じない「がんばりすぎない私タイプ」の方がいて、それぞれの気持ちや苦労、経験から気付いたことをシェアしました。

【がんばっちゃう私の苦労ポイント】

・やりたがり病

・洗い残し気になる

・苦労があった方が安心する


という苦労がありました。




(がんばっちゃう私タイプの方からのコメント)

■「『私の生涯では終わらない』ということに気づいた。子どもにも『人に助けてもらう力』を手に入れて欲しい」

⇒この方は、毎日、自分の中でちょっとずつ自分を褒める。「ほめほめさんを増やす」ということをされていました。



■「自分でできる範囲、それに気付かなかったら、ブレーカーが落ちた」

⇒この方は、「苦労に囲まれていた方が、力になる!取り上げられると弱ってしまう。苦労があった方が、安心する」という感覚を持っていることを教えてくれました。



■「楽、暇、不安になる。なにかやってないと不安になる。病気だよね(笑)」

⇒苦労を笑い飛ばす場面もありました。




【がんばりすぎない私の人はどんな経験している?】


人に頼むことにハードルを感じない方にも聴いてみました。


■「自分を楽にしてあげよう!苦手な事、イヤな事はやらない」


■「人生、半眼で!がイライラしないコツかも。半眼の結果、洗濯ものは地層のようになり、お庭は植物が群生しているけど(笑)」



という経験をシェアしてくれました。

外注するタイプの方も、それぞれ以前は完璧主義だったそうで、出来ない自分を許せなかったそうです。長期間の寝たきり体験がある方もいて、その時に比べたら何でも出来ていると感じるようになったということでした。




【苦労を乗り越える技術】


どちらのタイプにも、それぞれ苦労はありました。

イライラすることは、「出来ないことへのイラつき」だったり、「出来ない自分を許せない」という感情がありました。

そして、1人1人対処法が違うので、みんなの乗り越えるコツを考えました。



【自分を楽にする技術】

・積極的にあきらめる。

・自分や人へのイライラに対しての眼差しを「半眼」くらいで見てみる

・自分の頑張りを見つめる時に、目を1.5倍にして見る。

・イヤだった経験も、良い未来へ変えていけることなんだと気付く。



という方法が出てきました。

おしまいにそれぞれの頑張った事を披露しあい、褒めたたえ合いました!


「人生半眼!~洗濯物は地層ダゼ~」でぼちぼち行きましょう!


次回の当事者研究は、5月25日(火)11時より!


興味のある方はメールにてお問い合わせくださいね!

問合せ:info@growhappy.jp

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