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ナイス!な親プロジェクト

​​-こども&おとな会議-

子どもと、里親と、専門家で

~里親の子育てを調査&研究する~

子どもの意見、里親の経験、専門家の知見から、

里親の子育てに必要なスキルを、1年間かけて考えたプロジェクトです。

どんな取り組みなのか、こちらをご覧ください。

子どもの意見をまとめる「こども会議」と、里親の意見をまとめる「おとな会議」で、意見をキャッチボールしながら進め、こども会議からは「子どもの考えるナイスな社会」、おとな会議からは「里親の子育てスキル12カ条」をまとめました。

★こども委員:里親や養護施設で育つ経験をした子どもと里親の実子の皆さん

★里親委員:東京都杉並児童相談所の現役の里親仲間

 

★専門家委員:弁護士や児童精神科医、社会学者など、子どもを取り巻く分野に取り組んでいる先生方

オブザーバー:東京23区の児童相談所設置担当職員の皆さん

こども会議&ランチ会

こども会議は専門家のファシリテートのもと、子ども達が遠慮なく本音を言える環境を作りました。


こども委員は、社会的養護を経験した里子、施設経験者、そして里親家庭の実子の6人が基本メンバーとして協力してくれました。それ以外にも、里子や実子もトビイリ委員として13名が意見を寄せてくれました。

会議後はランチ会を行い、里親仲間や関わる大人が持ち寄ったランチをみんなで食べながら相互交流を深め、専門家委員と子どもが直接コネクションを持つ事で、悩んだ時に相談できる第三の大人を獲得してもらうチャンスを作りました。

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おとな会議&講演会

おとな会議は専門家委員の講演会と合わせて開催し、学んだことを参考にしながら会議を進めてきました。

2回目以降はこども委員も参加し、白熱した議論が展開されました。

里親委員は、杉並児童相談所管轄の杉並区、中野区、三鷹市、武蔵野市から、それぞれ異なる状況で子育てに取り組んでいる里親仲間に協力していただきました。


オブザーバーとして中野区長をはじめ、東京23区の児童相談所設置担当職員の方、47名にご参加頂きました。

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こども会議より「子どもの考えるナイスな社会」

こども会議では、

「ナイスな里親の10カ条を決めるって、子育ての責任を親だけに全部押し付けた、ただの親批判になるんじゃないの?」

というこども委員の言葉が切っ掛けとなって、「ナイスな里親」から、「ナイスな社会!」へとテーマが進化し、

最終的に「子どもの考えるナイスな社会」として10の方向へメッセージをまとめてくれました。

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おとな会議より「里親の子育てスキル12カ条」

おとな会議では、自分達はどんな里親になりたかったのか?ということに立ち戻り、それぞれの失敗を語りながら、本来望む子どもとの関係を作るスキルとして、「里親に必要な子育てスキル12カ条」という形にまとめました。

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ナイス!な親プロジェクト 
発表会

会議でまとめた内容をオンラインで発表しました!
社会的養護下の子どもたちの声を届ける貴重な機会に多くの方がご参加くださいました。

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ナイス!な親プロジェクト

発表会(オンライン開催)

2020年8月29日

ナイス!な親プロジェクト 
対話型発表会
(オンライン開催)

2020年10月~2021年3月
全12回 開催

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