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  • 執筆者の写真Naomi Saito

第21回 里親と養親の当事者研究レポート(2022年5月24日)


2022年5月24日(火)11時~13時12分

第21回 里親と養親の当事者研究


参加者:6名

ファシリテーター:向谷地悦子さん

板書:さいとうなおみ



子どもの行事の振り替えなどで参加できない里親さんもいて、今回は6名で研究しました。


今日のテーマ「自分の助け方」


――――――

①気分

②体調

③里親・人生で良かったこと

④里親・子育ての苦労

――――――


今日の研究は、


●実の親との関係、苦労

●自分の子育ての苦労

●愛情枯渇したワタシ

●愛情不足を解消する「自分の助け方」


と進みました。



子育ては、子どもとの関係だけでなく、自分の親との関係を改めて感じたり、そこから悩みが生まれたりします。今日の研究は、自分の親との関係、そして、子どもやパートナーとの愛情の循環を見つめなおす時間となりました。



「親との苦労」→「現在の苦労」


「お母さんみたくなりたくないと思っていたのに、しっかりお母さんと同じことしている」

こんな経験したことある人もいるのではないでしょうか。

子育てって習う場所ないんですよね。



親との関係が学びであって、それが自分の子育てに影響する。場合によっては厄介なことです。



良い子育て実践者の親だったらいいけれど、そうでなかった時には反面教師にするしかない。子育ては、人の生き方まで左右するのではないかと思います。

里親と養親の当事者研究をしていると、親子が一緒に幸せになる子育ては、人が幸せになる根っこになると感じます。



今日もその根っこ作りに精を出し、参加してくださった皆さんの経験、知恵を共有していただきました。

詳しい内容はプライバシーに触れることもあり言えませんが、自分の子育てが豊かになるしかない内容で、参加した皆さんに感謝の気持ちでいます。

本当に有難うございました。




そんな私が気になったキーワードをいくつか紹介します。


「べてるは『自分の助け方を相談できるソーシャルワーカー』を目指している」



「(里親・養親も)シャワーのように愛情を注いでもらう必要があるのではないか」



「困った時は子どもに相談する」



(心の具合が悪くなっている人に)

「周りの人はブレーカーを落としてあげる役目」



「自分で具合の悪い兆候に気づきブレーカーを落とせるようになる」



「まずは1人時間を持つ(自分への愛情シャワーの注ぎ方)」

(贅沢なバスタイム、1人ケーキ、コーヒーを丁寧に入れるなど)



「子育てすることで、良くも悪くも自分がわかった」




参加者の一言感想:


■1人の時間を大切に、機嫌のいい時間をもちたい。


■自分の身体をつかった当事者研究しているんだと自信深めました。


■お風呂の次に当事者研究が癒し!毎回参加したいです!


■ケーキを食べる時間は1人の時間をもっていること。大切にしたい。


■私も風呂が至福なのですが、良い知恵いただいたので贅沢風呂タイムしてみます。


■「愛されてないかも」から、「どうでもよくなった」というところ。こだわりがはがれる瞬間って楽だろうなと思った。そこから人間は自由になるということ。真面目になりすぎない。





次回は、6月21日(火)11時~12時30分です。



本音で語り合うので、

参加は里親と養親のみ、話し合ったことは外に持ち出さないルールとなっています。

興味のある方は、イベントページからお申込みください。

当事者研究へ参加した里親さん、養親さんには、専用のライングループへご招待させていただきます。

ライングループに参加すると、次回から参加申し込みは必要なくなり、参加者同士でのクローズドなやり取りもできます。便利です!

(ライングループが苦手な方は招待しないので、ご安心ください。)


それでは!


グローハッピー

さいとうなおみ

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