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  • 執筆者の写真Naomi Saito

その2~GHこども会議のメンバーで小倉まさのぶ大臣へ提案を届けてまいりました!(1月6日)



【一般社団法人グローハッピー「こども会議」のこども委員7名 小倉まさのぶ大臣(こども政策担当)と意見交換会(1月6日)~その2~】


里親家庭で育つ里子と実子が参加した「2022年度こども会議(主催:一般社団法人グローハッピー)」での議論をまとめ「里親家庭が特別視されない日本にしたい!!」

に関する提案と意見を、小倉こども政策担当大臣に届けてきました。



その様子を「里親&養親の当事者研究」メンバーで、千葉県養育里親の大同知子さんがレポートしてくださいました。

ぜひお読みください!


 



(それぞれの意見を大臣へ届けました!)


 

~その2~



これから小倉大臣と意見交換会なのですの巻。



マスコミ取材班は退室となり、後半は小倉大臣とのクローズの意見交換会です。

子どもたちは、仮装用の眼鏡や衣装をはずし、少しリラックスした雰囲気が戻りました。



まず、「親と子の育ちをハッピーに」をスローガンに掲げる、一般社団法人グローハッピーの代表理事である齋藤直巨さん/から改めてこども会議の説明があり、さらにその中で大切にしている


「気持ちの言語化」

「他者を尊重しながら語り合う」

「願いを形にするアドボカシー」


という3つのキーワードがあげられました。





「考えているだけでなく、形にしないと希望を失ってしまう」

齋藤さんは静かに穏やかに語ります。





まさに今回の小倉大臣との意見交換会は、グローハッピーが大切に育ててきた3つの価値を体現したものだと実感しました。



大臣から


「もういちど子どもたちからの意見を聞きたい、リラックスして話して」

と優しく促された子どもたちは、




「里子だからといって前に出られない(顔を出せない)、だからみんな仮装している。そういうことを無くしてほしい」


「子どもの声をきいてほしい。子どもの願いを聞いて欲しい」


「里親には色々な種類があるので、テレビとかでみんなにもっと知ってほしい」


「(私の両親は)里親をしていると、周りからはいいことしているねと思われるけど、楽しいことばかりでない。逆に大変なことも、困っていることもたくさんある」



など普段の生活の中で感じる自分の思いを自分の言葉で大臣に伝えました。




短い時間設定のため、その言葉の裏にあるたくさんの積み重ねられた思いや、

実体験までを詳しく伝えることはできなかったけれど、


「生の声を聞かせてくれてありがとう!」

小倉大臣は子どもたちに感謝の言葉をかけてくれました。



自分たちの声が届いた。

自分たちの思いに耳を傾けてくれる大人がいる。

世の中捨てたもんじゃない!

(と子どもたちが思ったかどうか分かりませんが(笑))



今回の体験は子どもたちにとって

「思いをそのままにせず、形にするための一歩を」子ども同士の対話、

そしておとなとの対話の中で安全に踏み出していけるという学びにつながり、

それは今後の人生における大きな価値となり心を支えるエピソードとなるのではないかと思いました。





「今我々が進める政策の影響を受けるのは(こどもである)みなさんなので、
当事者であるこどもや若者の声や、意見を聴いて真剣に受け止めて、
みなさんのためになる政策を行っていきたい。
里親に関してもまだまだ周知が足りない。
どうやったらたくさんの人に伝えられるか議論を進めていく。
みなさんが胸を張って堂々と生きていける社会を実現していきたい」

と、小倉大臣は子どもたちに話してくださいました。



(小倉大臣ー左から4番目、こども委員のメンバー、里親、ファシリテーターの奥村先生、齋藤)



最後にメンバー全員で記念撮影








「里親&養親の当事者研究」メンバー

千葉県養育里親 大同知子








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