Naomi Saito
第12回ナイスな親プロジェクト発表会レポート
【2020年3月27日 第12回ナイスな親プロジェクト・対話型発表会レポート】

司会:猫神(こども委員)
参加者:30名
≪本日の流れ≫
■開会の言葉と参加の注意点
■代表より自己紹介&プロジェクト紹介
■参加者自己紹介(名前、今日の気分と体調、所属)
■項目解説
■こどもの考えるナイスな社会より 言葉紹介
■ダイアローグ
≪グランドルール≫
①人の話を遮らない
②ひとり一人の意見の違いを認める
③自分の普通を押し付けない発言を心がける
④言いたくないことは言わないでオッケー!
≪これまでの参加者≫
■こども&おとな会議(全10回):345名
■発表会(全13回):399名
【①今日の項目解説&里親委員の話合いより】
第11条「辛い時、怒っている時も、笑えることがあったら笑っちゃおう!」
苦しい時、笑えない時ほど、
思いっきり笑い飛ばせるようなおおらかさ、ユーモアをもちたい!
対話型発表会(ミニ)で最後に紹介するスキルは、とっても優しくて真面目な里親委員、もとちゃんが選んでくれたスキルです。
子育ては色んな行き詰まりがあります。
必死に頑張っていても、どうにもならないときもあります。
ちゃんと育てなきゃ、この子の幸せのために伝えなきゃ。
そんな気持ちで子どもと向き合っている時には、ふと面白いことがあっても笑えません。
そんな場合じゃないとか、真剣に考えなきゃとか思い過ぎている自分がいたりします。
本当は、その面白いことを笑ってしまえたら、力が抜けて、息もできるのに。
子どもとの関係も緩んで、違う視点がもてたりするのに。
笑ったもん勝ち!
苦しい時、笑えない時ほど、思いっきり笑い飛ばせるようなおおらかさ、
ユーモアをもちたい!
そんな思いをおとな会議で語り合いました。
(会議に参加した委員の言葉紹介)
■子どもと衝突した時に、親として「こうあるべき」の気持ちが強くなってしまって、子どもが反省している態度を示しても、自分の方が意固地になってしまう時がある。まるで、子どもに睨めっこの勝負を挑み、「真剣な顔をしていなければ負け。笑ったら負け」と独り相撲をとってるみたい。
■そんな時には、大きく息を吸って、力を抜いてみた方がいいのかも。
■子どもは親と仲直りをしたいと思っているかもしれないから、おかしいなと思ったら笑ってみよう。
■悲しい気持ちがあったら、「○○が悲しかったよ」と伝えて、素直に泣いてみよう。そしたら、凝り固まった気持ちがゆるんで、子どもと素直にお話しできるかも。
笑えるかも。
これでも力が抜けない時は、最高に疲れている時。
誰かのサポートを積極的に使って、頑張った自分にお休みの時間を作ってあげましょう。
というのが、ナイスな親風子育てです。
第12条「自分や状況に合ったサポート、資源、仲間に支えてもらう」
第7条「自分の感情を知り、ケアする知識とスキルを持つ」
を思い出して欲しいかなと思います。
【②こどもの考えるナイスな社会より 言葉紹介】
この項目について、こども委員がそれぞれ言葉を選んでくれました。