【6月29日(火) 第14回 里親と養親の当事者研究レポート】
第14回 里親&養親の当事者研究を開催しました。
ファシリテーターは向谷地悦子さん、板書はグローハッピー代表のさいとうでした。
初めて参加してくれた方2名含め、里親10名、養親3名でお話しました。
参加者:13名
まず始めは自己紹介。
① 名前と地域
② 気分&体調
③ 子ども紹介
④ 良かったこと、苦労したこと
リピーターの多い里親&養親の当事者研究では、自己紹介タイムはそれぞれの近況や前回の振り返りの時間になっています。前回の悩みが、今回の面白い話になっていたり、素晴らしい進展だったり、参加してくれた人の数だけストーリーがあって、一緒に人生を体験させてもらえるような豊かな時間となっています。
初めて参加した方も、みんながのびのびと語る様子を見て、「ここは本音を言っても大丈夫な場所なんだな」とほっとしてくれているようです。
(基本ルールは「言いたくないことは語らない」です。それぞれのペースで話せるので安心してくださいね!)
さて今回のテーマは、「ガンバリの発見」でした。
自己紹介しているうちに、それぞれの「モヤモヤ」や「苦労」が集まってきて、そこからファシリテーターの悦子さんがポイントを絞ってテーマが決まっていきます。
今回は子育ての中で出会う人たち、パートナーとの関係に「モヤモヤ」を抱えている人が多く参加していました。
■良かれと思って言ってくれたアドバイスも、半眼どころか、完全に目を閉じてしまいたい(できれば耳を完全に塞ぎたい!?)
■子育てしていると、親自身の課題も見えてくる
■夫との関係で悩んでる。夫も「愛着の課題」を持っているかも?子どものために学んだことを夫に対してもやってみたら、効果あり!
という近況話から、
→変わる、変わらない、(そもそも)変わらないとダメなの?
→表現や言葉を変えるだけでもインパクトあるんじゃね?
→当事者研究的に「言葉を変える、ふるまいを変える」という考え方もあるよ~
→やはり自分が変わるしかないのかな?
→子どもも、相手も見えないところで頑張ってると思う。(ムカつくことがあっても)自分が言われてカチンとこない言葉を選ぶことだけやるようにしてる
→そうだよね。自分も頑張っているし、相手も見えないところで頑張っているのかも。そのガンバリに気付くことから変わるのかもね?
と話が進み、
大切なことは
★1番目に「自分のガンバリ」の発見
★2番目に「人のガンバリ」の発見
することかも!となりました。
最後に、みんなの気付いた「ガンバリ」や感想をシェアしてもらいました。
特に2つググっときたコメントを紹介します。
★みんなに「頑張っているね」と伝えるけど、「まだまだ」と思いがち。
「私たち、がんばってるー!」と認めあえる、ハッピー💛な里親&養親の当事者研究にしていこう!
★この当事者研究は、そのまま言える、受け入れてくれる場所と発見した!ママ友いらないけど、はけ口欲しい、嬉しい!
みんなの最後のコメントも、のびのび、イキイキしていて、本当に好きだなぁと思いました。誰もが精いっぱい目の前の子どもを愛し、家族を愛し、力いっぱい生きているからの言葉と感じます。そんな素敵な仲間たちと、本音で語り合える当事者研究は、私にとっても宝物です。皆さんも、ぜひ参加してみてください。
次回は、7月27日(火)11時から開催(オンライン)します。
興味のある方はホームページ(growhappy.jp)の「里親と養親の当事者研究」イベントページから申し込んでくださいね!
Comments