第39回 里親と養親の当事者研究
日時:2024年1月24日(水) 11時~時
参加者:
ファシリテーター:悦子さん
進行:もとちゃん
板書:さいとうなおみ
(自己紹介)
①呼んで欲しい名前(ニックネームなど)
②住んでいるエリア
③里親歴:(認定されて何年ですか?)
④育てている・預かっている子の情報
⑤今年、失敗するかもしれないけど挑戦したいこと。
(行動を起こすことで得られる新たな発見や気づき探しの旅)
自分のでも、人のでもOKで、いいなと思う挑戦。
(べてるの理念―輪読)
9.「見つめる」から「眺める」へ
「出来事や体験を、眺めてみることで、違った発見が生まれる」
当事者研究では、自分を見つめるのではなく、“研究の素材”である自らの体験を、別なものに置き換えたり、苦労のデータを目の前にあるテーブルに広げるように出し合い、それを眺め、わいわいと対話をかさね合いながら、苦労の起き方のパターンやその意味を自由自在に考えます。
その作業を通じて、「とらわれていること」が「興味のあること」に、「悩み」が「課題」に、「孤立」が「連帯」へと変わります。
(ブレークアウト仲間との意見シェア)
★困った問題だからこそ、よけい見ちゃう!
★ほっとくが苦手
★なんとかしなきゃと子どもを余計パニックにしてしまう、逆に追い詰める
(前回までの研究報告)
★子どもの不登校について
→子どもの言葉に左右されず、できたり、できなかったりをのんびり「眺める」ことができるようになった。
少し余裕ができたのかも。今日は元気に登校しました!
(本日の研究)
テーマ: 子どものウソと盗み
●苦労:以前からウソやハッタリはあったが、ある日財布からお金が盗まれていた。
里子の行動に対しての家族の反応が心配。話を聞いてもどこまでが嘘でどこからが本当かわからないことに実子が怖がっている。心がザワザワする。
●子どもの「認められたいキモチ」「欲しいと言えないキモチ」「助けて!と言えないキモチ」が満たすための行動なのかも?
●ウソ・盗むが必要ない状態ってなんだろう?
●ヒト(子どもの人格)とコト(ウソ・盗む)をわけて考えよう!
●コト(ウソ・盗む)に対して、悲しんでいる姿を見せよう
●キモチを語るを助けることが大切
研究者の感想:もしかしたら、日々の生活を普通に過ごすことで、子どもを「眺める」ことをしていた。もっと向き合って「見つめる」が必要だったのかもしれない。子どもの心の穴を埋める作業に取り組みたい。
研究を通してみんなの声を聴くことで、やらなきゃ!というよりも、やりたいな!と思えた。
次回の当事者研究は、
2024年2月21日(水)11時~12時30分
です!
ぜひご参加ください。
研究者も大募集しています!
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