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執筆者の写真Naomi Saito

第20回 里親と養親の当事者研究レポート

2022年4月19日 



こんにちは、グローハッピーの齋藤です。

とうとう20回目となった今回は、ほっこりファシリの悦子さんがお仕事で参加できず、私がファシリテーター兼グラフィックレコーディングを担当させていただきました。



いつものように自己紹介し、みんなの近況から今日の研究の糸口を探ってみたところ、偶然にも「昨日子どもと衝突しました」という方、しかも高齢児を養育中の方が複数いらっしゃって、自然とそのお話しになりました。



①名前と地域

②気分と体調

③最近あったムカっと




今日のテーマ:

「高齢児との付き合い方 態度:大黒柱&支配」



いつもは元気な里親仲間も珍しくテンション落ち気味でした。

長い期間子どもとの関係を築いてきてからこそのトラブルや衝突は、子どもにとってもそうだと思いますが、親側にも衝撃が大きいようです。



子どもが大きくなるにつれて、できることも増えるとともに、大黒柱か?と思えるような態度や、どちらが親なんだ?というような気持になることもあるということでした。





「子どもが嫌いなわけではないけど、その態度にイライラしている」



参加者の提案から、それぞれのイライラの原因を聴きつつ、「ヒト(人間性)」として嫌なのか、「コト(態度)」として嫌なのか考えてみました。

長い時間を過ごしてきたからこそ、子どもの良いところも良く見えている里親さんたち、子どもが嫌いなのではなく、その対応が凄く嫌なんだと気付くことができました。



自分の感情をどう受け止めているのか、その嫌な対応について子どもにどう伝えるのか、最後は里親や養親として子どものためにどんなことができるのか?まで話し合いました。

乳幼児から大人になるまでの養育では、一時的な対応方法では足りないことが多く、長期的な視点で付き合い方を考えることはとても大切です。




今回の研究はとにかく深くて、幼児や小学生を養育中の参加者は「自分たち親子はどうなるだろう?」と想像しながら質問したり、以前に養育していた子どもを思い出したり、自分の子ども時代を振り返ったり、様々なことを考え、気付く時間となりました。




ここでは紹介できない本音山盛りの里親と養親の当事者研究は、里親さんと養親さんでしたらどなたでも参加できます。

ここで話し合われたことは持ち出さないことがルールですから、安心してお話しできるので、少しでも興味がわいたら気軽に参加してみてください。

涙あり、笑いありの対話の場です。


次回の日程は決まり次第お知らせします。



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