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執筆者の写真Naomi Saito

なかのの里親勉強会「里親のがん教育」


2021年4月17日(土)里親のがん教育(語り手:矢作隆さん)勉強会レポート】


参加者:22名



がんで余命宣告を受けた経験のある里親仲間、矢作隆さんを語り手に迎え「里親のがん教育」の勉強会を開催しました。




里親として子育て中に「がん」の診断を受け、必死に治療するもがんの転移、余命宣告という過酷な経験をされました。過酷な治療の中、里子さんの「父はね、生きてるだけでいいんだよ」という言葉に力をもらい、現在ではがんピアサポーターとして活躍していらっしゃいます。(もちろん、里子さんの子育ても元気に続行中!)




そんな矢作さんのメッセージは、参加した方から「逆にパワーをチャージしてもらいました!」という感想が寄せられるほど、あったかい、未来に向けて希望の灯がともるような内容でした。





今回参加してくれた里親さん達は、「がん」を自分事として引き寄せて考え、子どものためにどんな準備ができるのかをとても考えていらっしゃる姿が印象に残りました。真剣に考えているからこそ、皆さんからの質問や感想からも深い学びがありました。


参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。




参加した皆さんの色々なタイミングがピッタリで、この日に勉強会を開催したことがまるで意味があるようで不思議でした。

勉強会の参加者から既にアンコールの声が上がっているので、前向きに検討していきたいと思います。




簡単ですが、心に残った言葉を紹介します。


■里親の悩み

・いつ児童相談所に伝えたら?里子に伝えるのはいつがいいんだろう?

⇒里親の悩みは誰にも相談できなかった。里親についても相談できるピアサポーターがいたらな



■親が病気になっても子どもは成長する

・親の姿をみて、子どもは成長する。だから、病気を伝えてよいんだ。

・伝えた方がいいんだ。そのままでいいんだ。



■インフォームドチョイス十分な説明を受けた上での治療選択。

⇒子どものことを決める時にも、子ども十分な情報を与え、自身に考えさせること、理解して取り組めるのではないか?



■エンディングノートで気付いたこと

「過去を肯定した時、未来に力強く進める!」

⇒エンディングノートも自分にとっての真実告知






グローハッピーでは引き続き、がん教育講座を予定しています。


次回はグローハッピー・ワークショップの第一弾となる

「親子で学ぼう!がん教育」です。


講師に儀賀理暁(ぎがまさとし)先生(埼玉医科大学総合医療センター緩和医療科・呼吸器外科 教授)をお迎えし、親子一緒に「がん」について考えるワークショップとなっています。



先生との対話をスムーズに行うため、限定20家庭となっております。

興味のある方はホームページやフェイスブックなどでお知らせ致しますので、ぜひご参加ください。







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