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執筆者の写真Naomi Saito

【レポート①子ども家庭支援センターより-第4回なかのフォーラム番外編「仲間たちの報告会」】

「中野の子どもを中野のみんなで育てよう!」の番外編として、第4回なかのフォーラム「仲間たちの報告会」を開催しました。



コロナ禍において現場ではどのような対応が求められたのか、今回は中野区子ども家庭支援センターの所長、古川 康司さんからの報告をお届け致します。





①子ども家庭支援センター所長 古川 康司さんより、中野区の状況についての報告。


・中野区は、子どもを支えていくために、中野区教育委員会、子ども教育部、すこやか福祉センターが中心となって対応している。



・新型コロナウイルス対応では、全国的に定額給付金や子育て世帯への臨時特別給付金が行われ、ひとり親世帯に対しても(児童扶養手当の対象者等)臨時特別給付金の支給を2回行った。



・中野区独自の支援として、障害があるお子さんの家庭向けに(育成手当支給を受けているご家庭)への給付も行った。



・また、国の規定では、定額給付金は令和2年4月27日までに生まれたお子さんが対象だが、中野区独自で4月28日以降生まれた子の方に対しても給付を行っている。



・今年度の妊娠届は減っていると聞いている。(すこやか福祉センター、中野区3階の窓口で母子健康手帳を発行している)



・子ども家庭支援センターは、区における虐待の通告機関として支援を行っている。虐待を受けている子どもの増加傾向は続いている。



・今年度、子家センが受けた通告は、緊急事態宣言が明け、学校等での活動が再開された6月に一つの山があった。夏休み明けの9月にも通告は増えた。



・令和元年度の虐待通告件数 884件 ⇒ 今年度はそれを越えるだろうと予測している。

 ⇒今年度、1月末の速報値では昨年の884件に近い通告件数。

 ⇒通報を受けた際には緊急受理会議を行うが、ほぼ毎日行っている状況。



・ショートステイ、養育支援ヘルパー、ファミサポ等生活環境整える支援も行っている。



・新型コロナウイルスの影響として、保護者にとって、子どもと過ごす時間がストレスになっているケースもあり、育児が行き詰まると言った相談もあった。



・在宅勤務の方が増えて、普段では気づきにくい子どもの泣き声などに気付くこともあった。



・中野区では1年後に児童相談所が開設される。

⇒中野坂上に「子ども・若者支援センター」が開設される。



・児相設置に向けて、各地(札幌、名古屋、関東エリア)の児相へ職員派遣をしている。

⇒通常は帰庁報告として、月に1度は中野区へ帰って来て報告をしているが、新型コロナの影響でそういった活動も休止した月もあった。




以上が子ども家庭支援センター所長 古川 康司さんからの報告でした!



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