「中野の子どもを中野のみんなで育てよう!」の番外編として、第4回なかのフォーラム「仲間たちの報告会」を開催しました。
コロナ禍において現場ではどのような対応が求められたのか、今回はなかの里親チーム、齋藤直巨さん(GHPなかの実行委員長)、NPO法人東京養育家庭の会、理事長 能登和子さんからの報告をお届け致します。
⑤なかの里親チーム 齋藤直巨さん(GHPなかの実行委員長)
・自粛期間中、4月からリモートサロンを開始した。
⇒4月、5月だけで参加者70名。
⇒普段は参加出来ない里父、子どもも参加した。
・自粛期間中の中野区里親、養親向けに、養子当事者の活動から弁当、オヤツ、野菜のマルシェなどの支援を受け入れた。
⇒子どもの受け入れが自粛期間と被っている養子縁組家庭へも支援を届ける。
・直接会えない時期にはリモートサロンや相談などを受けた。
・コロナ禍で委託された里親家庭への対応。
⇒リモートサロン、リモート相談、必要な場合は直接会って相談。
⇒レスパイトの受け入れなどで支援活動。
・今年度は区児相が3つスタートしている
⇒東京都の児相11支部 + 区児相3カ所 全部で14の支部。
・支部活動、それぞれZOOMで交流している。
⇒養育家庭の会、東京都の助成でZOOM費用を負担する。
・会議でもZOOMを活用しているが、気持ちが届きにくいと感じている方もいる。
・来年度、中野区、港区で区児相が開設される。全部で5つの区で児相ができる。
・区児相についての要望を、里親会、児童部会、乳児部会と一緒に要望書をあげてきている。継続していく予定。中野区も要望提出に是非参加してください。
・区児相が始まったばかりで連絡が上手くいかない、東京都と区の違いでスムーズにいかないこともあるかも。
・フォスタリング機関(民間団体が里親支援を行う)、多摩市ではモデル事業が2020年10月スタート。で様々な検討を進めている。
<東京都の里親研修>
・研修も書面など対応しているが、認定前の実習が施設でできず、登録が滞っている。
・施設実習が困難な状況なので、ビデオ実習で対応していく予定。
以上がなかの里親チーム、齋藤直巨さん(GHPなかの実行委員長)、NPO法人東京養育家庭の会、理事長 能登和子さんからの報告でした!
Comments