グローハッピーとは
「親と子の育ちをハッピーに!」
グローハッピーの活動は、2010年に起きた杉並里子虐待死事件から、代表理事を務める齋藤直巨が「里親養育の相互扶助」の必要性を強く感じ、地域の里親サロンに力を入れ始めたところからスタートしました。
里親の先輩と知恵を出し合い、サロン便り「どすこい」の発行や、武装解除&マウント禁止の姿勢でサロンに参加するというシンプルな取り組みから、サロンへの参加者はおよそ10年で2倍以上に増え、子どもの参加者は3倍に増えました。
里親としての養育に取り組む中で、里子の子どもたちの「生みの親の元で育ちたかった」という思いに触れ、改めて親子の分離を最大限失くしていきたいと思うようになり、アイデア「地域でつながる里親制度~ママからファミサポへ、ファミサポから里親へ~」を、中野区子ども家庭支援センターと協力しまとめました。
このアイデアは、子どもを預かる既存の制度(ファミリーサポート・子どもショートステイ・里親制度)をつなげ、養育者がステップアップできる仕組みを作り、同時に、地域の子育て支援を実現できるというものでした。
アイデアは、東京大学公共政策大学院主催の地域課題解決コンテスト「チャレンジ!オープンガバナンス2016(COG2016)」において、グランプリとなる「オープンガバナンス総合賞」を受賞し、このアイデアを全国に届けるために、中野区の里親、子育て中のママ、里親家庭で育った子どもとユース、大学教授をコアメンバーとして団体の活動を始め、2019年に「一般社団法人グローハッピー」を設立しました。
「助けてもらう力=マネージメント力」
ボーダーレス&フラットなつながをモットーに、リアル&オンラインで活動を展開しています。
2020年以降、コロナ禍でも継続的な活動を行うため活動の場をオンラインにシフトし、小さな活動にもかかわらず約1000人の方が参加して下さいました。
各地の仲間たちが奮闘している中、子どもを支える一助になればとスタッフ一同それぞれの個性と力を出し合い活動しています。
行き届かないところは多々ありますが、ぜひ応援していただければと思います!
私たちの目指す未来
育つ「子ども」と、
育てる「親」の視点から
より良い子育て環境を創る
私たち一般社団法人グローハッピーは、
■ 親と子どもが安心・安全に育つ
■ 社会のみんなで子育てを支える
の実現を目指し活動しています。
里親として出会った子どもたちの願いは、実の親から離れずに、安心・安全に育つことでした。
全ての子どもが安心して「子ども時代」を過ごすために、里親を活用した子育て支援で、親子の分離を最小限にとどめ、子どもが地域から離れずに育つことができる環境作りに取り組んでいます。