~里親への理解を深める~ 

​里親とは

≪里親制度とは≫
親権を持たずに子どもを育てる人。
親の病気や様々な理由で親元から離れ生活する子どもを、家庭環境で受け入れ育てます。


法的に親子となる養子縁組とは違い、子どもが親元へ戻るまで子育てのバトンをつなぐ役目を果たします。

子育てに必要な生活費は支給されるので、経済的な負担はほとんどありません。


≪社会的養育の現状≫
社会的養育とは、保護者のない子どもや養育に欠ける状況の子どもを、公的責任で育てることを表しています。

日本国内では、約4万6千人(平成28年1月報告現在)の子どもが社会的養育で育ち、そのうち約80%が児童養護施設等の施設、残りの約20%が里親などの家庭環境で育っています。


「子どもの育ちには家庭環境が重要」という世界的な認識が高まっていく中で、施設養育偏重の日本の社会的養育は問題視され、国連からも勧告を受けています。

2016年、児童福祉法の改正により、子どもの育つ環境は、①実親家庭、②家庭環境(里親、ファミリーホーム)、③児童養護施設と明確に順位が決められました。


社会的養育において、子どもの育つ場所を施設から家庭にシフトしていく上で、今後ますます里親の役割が大きくなることが期待されてます。


≪養子縁組と里親制度の違い≫
里親とよく勘違いされるのが「養子縁組」です。
養子縁組は、実親の許可のある子のみが対象となり、養父母と法律的に親子になります。

里親はあくまで子育てのバトンをつなぐ役目なので、子どものニーズに合わせて短期から長期では18歳までの子どもを預かり育てることに特化しています。


法律的に親子にはならないので、預けても親から子どもを取り上げる存在にはなりません。